[サーファー院長の骨休め]コラム

桜が散り新緑の季節。大磯の山の木々が青々と色付いてきました。黄色いカバーのかかった大きなランドセルを背負った一年生が元気良く登校する姿に負けじとサイクリングコースをウォーキングする老夫婦の姿をよく見かけます。人は自分の体力の衰えを敏感に感じ「もし、このまま歩けなくなったら？」と恐怖心を抱いてしまうものです。病院で「加齢による関節痛ですね。」「老化による内臓機能の低下。」「歳のせいですね。」などと簡単に歳のせいと片付けられてしまいます。
そこで今回は「アンチエイジング」について話したいと思います。アンチエイジングとはいったい何でしょう。アンチとは反対・対抗。、エイジングとは、加齢・歳をとるという意味です。日本語で言えば抗老化・抗加齢。『歳をとることに抵抗する』ということです。抵抗すると言っても老化の方向を逆に向けることはできませんが、健康で活力ある状態をできるだけ保つ。それがアンチエイジングです。
西洋医学というものは症候論からスタートしていて対症療法には強いのですが、未病のうちに病気を防ぐという考察が弱いものです。西洋医学だけでは限界があります。そこでマッサージや指圧、アロマテラピー、リフレクソロジーという自然療法を取り入れたリラクゼーションによってストレスに対処しているのです。
悲しいかな人は老化します。それは出生から始まり人生全てにおいて連続して起こっています。最初は成熟というプラス面。そして衰えというマイナス面に移行していきます。一般的に高齢とは65歳からと言われていますが、若々しく元気な方もたくさんいらっしゃいます。そのような人をサクセスフルヘルシーエイジングと呼びます。体を衰弱させるような病気や障害を伴わずに健康に老化する人です。活動的で健康的な生活を死ぬ直前まで維持し、人には「天寿を全うした」と言われることでしょう。寿命に影響する要因はまず遺伝です。コレステロール値が高くなるリスクを遺伝すれば寿命は短くなり、心臓疾患や癌を防御する遺伝子が遺伝すれば長くなります。そしてもうひとつが、ライフスタイルです。喫煙せず、薬物やアルコール中毒を避け、健康的な体重、食事を維持して適度に運動すれば、病気を避けることができます。
花はつぼみのうちはかわいらしく、咲いたらきれいで、枯れる前はみっともないのか？そうではありません。成熟の極みです。時計の針を止める事はできなくても、進みを遅らせることはできるのです。私たちが生きるためのエネルギーはまだまだ残っています。新緑の中でそれをもう一度見つめ直してみませんか？

来たる５/７（日）大磯運動公園『第１回やるじゃん大磯』
当日ビッグマッサータハラはマッサージブースにおります。是非お立ち寄りください。

「母の日マッサージチケット」販売中！
2枚一組11,000円（2回分のマッサージが受けられます。）
疲れているお母さんにプレゼントしてみてはいかがですか？
ビッグマッサータハラにてお買い求め下さい。