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[サーファー院長の骨休め]コラム::「そこに痛みの種がある。」
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「そこに痛みの種がある。」
「ここに痛みの種(たね)があるんです。これって何ですか?」と訴える一人の患者さんがいた。いや、一人ではない。今までも同じ悩みを打ち明ける人はたくさんいたが、「種」と表現したのは、言い得て妙。私自身もこれをうまく表現できる言葉をずっと見付けられずにいたので、やっと出会えたという感じだった。

その種は腰にある。しかし、誰にでもあるわけではない。痩せていて骨盤が後ろに落ちていて、反対に恥骨が上に向いている体型。カラダが冷えて食べても太らない体質。疲れてもなぜか気力で乗り切ってしまう。本人は人よりスタミナがないことを自覚しているから無理はせず、自制する。周りからは、いつも元気で身軽そうで羨ましい。と言われるが、そこがコンプレックスでもある。そんなタイプの人。

腰に腎兪、志室というツボがある。そこは、上を肋骨、下を骨盤で囲まれ、薄い筋肉が重なり合うように構成されていて、本来は、軟らかい部分だ。しかし、背骨から外側へ4cmくらいの所を両側からへその方に向かって斜め前方に挟み込むように指圧すると、ウゥッ!と唸って思わず頭が後ろにのけぞってしまう。そんな親指の先には、確かにくるみ、いや、梅干?柿の種大の塊がある。それを“痛みの種”と表現したのだ。その正体はいったい何なのか。筋肉を突き破ったその延長上には、第2腰椎の横突起という骨の突起がある。正常ならその骨は、前に彎曲しており、奥底に埋まり込んでいるため、届かないはずだが、骨盤が後傾したことにより、腰椎も後ろに彎曲し後方に浮き出てくるため触れ易くなる。しかし、存在的には、グリグリ動くので固定感がなく、腫瘍のように感じるのだ。レントゲンでは、正常に映る。その存在を知っていて、尚かつそこを指で射抜けるのは、マッサージ師だけだろう。ここまで書けば身に覚えのある人もいるのではないだろうか。

このツボは、東洋医学では、「先天の元気」と言って、エネルギーの源が宿る所で、その量が元々多い人と少ない人がいるが、このタイプは後者だ。温かいものを食し、下半身を冷やさないようにし、足腰、特に股関節周りを鍛えて腰が曲がらないような体型を維持することで種の存在を忘れることができる。
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