「軽トラと腰痛」
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2013年バックナンバー
18で免許を取って、初めて手に入れた車が15万で買った水色の軽トラだった。
荷台にサーフボードを積み、波を求めて湘南じゅうを駆け回った。狭い運転席に186のカラダを押し込み、ろくにあんこの入っていないシートは、鉄の上に座っているのも同然だった。座高1mの胴長には、天井も低く頭が当たる。
信号待ちで先頭になってしまうと今何色なのか見えず、首を屈めて見るようだ。加えて物凄くクラッチが硬く、渋滞で足が震えた。そんな窮屈を強いられてもステッカーをベタベタ貼り、ホイールを塗り替え、カーステで音楽を流しながら、可愛い愛車として使っていた。
その一年後、腰痛に見舞われた。いつものように海へ行き、車から降りると腰が伸びず、殿筋は、固まり、腿の側面が痺れた。それでも海に入ると何とかなり、そんなことを繰り返しながら悪化し、遂に愛車を手放した。
次は、先輩から買ったハッチバックタイプの車だったが、シートのリクライニングの角度の調節が今一しっくり来なかったが、シートが柔らかかったので乗っていた。しかし、潮にやられ、ミラーが落ちた。次は、初めてローンで買った車だったが、3日目にオカマを掘られ、全損。鞭打ちで救急車で運ばれた。
次に買ったのが、ハイエース。やっと出会えた腰の痛くならない車だった。ワンボックスタイプの車は、シートが直角で天井も高い。自分の体型には、ぴったりだった。
座る姿勢には、椅子に腰掛ける、正座、長座と色々ある。中でも足を投げ出す長座は、腰椎を後ろに彎曲させ、骨盤を後屈させ、椎間板にも圧力を掛け易いため腰に一番悪い。しかもハンドルを持つため腕を上げるので、背中から腰の筋肉を伸張させ負担を掛けることになる。低いシートはそれだけ、腰に来るのだ。座高の高い特異な体型の私に合う車を探すのは、一苦労だ。
だから車を買う時の条件は、腰が痛くならないこと。それともうひとつ。西湘から波をチェックできるほど視線が高い。これも重要だ。
荷台にサーフボードを積み、波を求めて湘南じゅうを駆け回った。狭い運転席に186のカラダを押し込み、ろくにあんこの入っていないシートは、鉄の上に座っているのも同然だった。座高1mの胴長には、天井も低く頭が当たる。
信号待ちで先頭になってしまうと今何色なのか見えず、首を屈めて見るようだ。加えて物凄くクラッチが硬く、渋滞で足が震えた。そんな窮屈を強いられてもステッカーをベタベタ貼り、ホイールを塗り替え、カーステで音楽を流しながら、可愛い愛車として使っていた。
その一年後、腰痛に見舞われた。いつものように海へ行き、車から降りると腰が伸びず、殿筋は、固まり、腿の側面が痺れた。それでも海に入ると何とかなり、そんなことを繰り返しながら悪化し、遂に愛車を手放した。
次は、先輩から買ったハッチバックタイプの車だったが、シートのリクライニングの角度の調節が今一しっくり来なかったが、シートが柔らかかったので乗っていた。しかし、潮にやられ、ミラーが落ちた。次は、初めてローンで買った車だったが、3日目にオカマを掘られ、全損。鞭打ちで救急車で運ばれた。
次に買ったのが、ハイエース。やっと出会えた腰の痛くならない車だった。ワンボックスタイプの車は、シートが直角で天井も高い。自分の体型には、ぴったりだった。
座る姿勢には、椅子に腰掛ける、正座、長座と色々ある。中でも足を投げ出す長座は、腰椎を後ろに彎曲させ、骨盤を後屈させ、椎間板にも圧力を掛け易いため腰に一番悪い。しかもハンドルを持つため腕を上げるので、背中から腰の筋肉を伸張させ負担を掛けることになる。低いシートはそれだけ、腰に来るのだ。座高の高い特異な体型の私に合う車を探すのは、一苦労だ。
だから車を買う時の条件は、腰が痛くならないこと。それともうひとつ。西湘から波をチェックできるほど視線が高い。これも重要だ。