[サーファー院長の骨休め]コラム

糖尿病になると足が痺れたり、歩行中にふくらはぎがつったりと神経障害が引き起こされることがあります。

感覚が鈍っているため足の関節に無理な負担が掛かっているにも関わらず、それをやり続け、関節の可動域以上に動かしたり、無理な体勢を繰り返すうち破壊を来たし関節の損傷を引き起こしてしまいます。

その結果関節がぐらつき不安定になり、水が溜まったり腫れてしまいます。皮膚感覚が鈍ると反射や神経の伝達速度が遅くなり、熱いのに温度の感覚が分らないというような「あるべき症状を感じない」ということに陥ります。そういうことに目を背けてしまうと重大な疾患に発展してしまうのがこの病気の怖さです。

皮膚を清潔に保ち、爪を管理することをはじめ自己管理することが重要です。

このような症状がある場合は、指圧やマッサージを行なって皮膚や筋肉を刺激することで感覚を呼び覚まし、細胞を活性化させます。
また、水虫や傷が原因で足の付き方に変化が起きたことに気付かずにいると次第に膝や股関節に無理を強いるような歩き方を無意識に習得し、バランスの崩れた体型になってしまうことも少なく有りません。

バランスを整えて動きやすいカラダにすることが、運動不足の解消に繋がります。

病を前向きに捉え日々を快適に楽しく過ごすことがある意味一番の薬なのではないかと思います。