[サーファー院長の骨休め]コラム

先日、円楽さんが、不倫をして「老いらくの恋」とフライデーに載りました。老後の楽しみ、老後の安らぎ「老いらく」。

私も老眼鏡が必要になり、筋肉痛が3日後に来る年になりました。お陰様で夜は、よく眠れます。でも、人曰く、いくら眠くても、尿意は、3時間毎に来る。その度に起きるので、結局朝の目覚めが悪いという年がいずれ来るものなのだそうです。

よく私たちマッサージ師も高齢者向けに転倒予防教室なるものを行うことがあります。「足腰の筋力が弱くなると立ち上がった瞬間に自分のカラダを支えきれず、転倒し、骨折する危険性があるから、今から鍛えておきましょう。」と声高にいっていましたが、骨折という恐怖心をあおって運動しても身に付かないでしょう。カラダを動かすと気分がよくなり、楽しいという根本を伝えなくてはいけなかったと反省しています。

最近、筋肉は、最小限あれば十分だと考えが変わってきました。筋肉を増したければ、エネルギーがいります。エネルギーを発揮するためには、栄養を摂らなければいけません。そして、またその筋力を使っていなくては、維持していけません。だから筋力を付けるということは、並大抵のことではないのです。

足が細くなろうと、お尻が凹もうと、胸が垂れようと、いいじゃないですか。枯れるのは、自然なことで、抵抗することではありません。人生最後は、恋などして楽しみと安らぎの10年にしましょう。