「眠れるドラゴン久保」
カテゴリタグ:
2006年バックナンバー
サプライズ!久保落選。先日のサッカーW杯日本代表メンバーの発表。久保竜彦選手のスケールの大きなプレーをジーコ監督は常々称賛し、FWの軸として日本中が代表入りを期待していた。しかし23人目の選手として巻選手がコールされ、久保のドイツW杯の夢は消えた。彼はこの落選の一報を山形からの新幹線の中で嫁から聞いた。「また落ちたか。」と会見ではサバサバした表情ながら悔しさをにじませ、目を潤ませる場面も。なぜ山形に?それはW杯に向けた福島合宿に参加するため持病の腰痛の治療の帰りだった。久保はこれまで椎間板ヘルニアの治療のため山形から沖縄と全国を飛び回り治療を続けていたのだ。その帰り際での一報だっただけにショックは大きかっただろう。ジーコは落選理由を「コンディションが100%ではなかった。中途半端な起用はチームに悪影響を及ぼす。」と語ったが、一番残念だったのはジーコ本人だったのでは。
私はスポーツ観戦をする時一番楽しみなのは試合後のインタビューだ。選手のコメントの端端に個性がにじみ出るからだ。だが最近の教育された常識的な事しか言わず、目が死んだ選手のコメントなど聞きたくない。しかし久保は違う。「どんな事を考えてシュートを打ったのですか?」「ア~、ウー、適当っす。」新聞のインタビューでは、「どうしてそんなに高くジャンプできるの?」「そんなもん思いっきり飛ぶしかないでしょー。」「睡眠は大事?」「大事っていうか、眠いやろ。」といった具合だ。クラブからは話し方講座を勧められたこともある。こんな素直な受け答えが久保の魅力でもある。
プレースタイルを小2~5年までスポ少サッカー小僧だった私が分析すると。久保のジャンプ力の凄さは有名だが、もうひとつはボディーバランスだ。それは特に上半身が柔らかで、大きく両腕を広げ足の振り抜きと同時にその両腕を利用し反対方向に体幹を捻ることでキック力を増大させている。そしてゴール後のパフォーマンスでよく小さくガッツポーズをしながらウハウハと両腕を後ろに引く動作は、肩甲骨の柔軟性を表している。打点の高いジャンピングヘッド時もしかりである。
ではなぜこのように身体能力の高い久保が腰痛に悩まされているのだろう?私の勝手な分析だが、久保のヒゲで覆われた口元はいつも何か落ち着かない。よく舌で上前歯を触るくせがある。どうも歯が気になるようだ。これは歯並びと顎関節の調整が上手くいっていないと見た。顎が細いので咀嚼力やしゃべりとも関係があるだろう。人体の基本軸は骨盤軸と顎関節とも言われており、どちらかが崩れると脊柱にも影響が出て来る。そこで腰椎の捻れが生じヘルニアを起こしたのではないか?久保の顔アップを見てそう思った。「嫁は体に良いものを食えとやかましく言うが、俺はうまいものを食う。」と久保は言ったそうだが、うまいものをしっかり噛んで食べましょうね。
私はスポーツ観戦をする時一番楽しみなのは試合後のインタビューだ。選手のコメントの端端に個性がにじみ出るからだ。だが最近の教育された常識的な事しか言わず、目が死んだ選手のコメントなど聞きたくない。しかし久保は違う。「どんな事を考えてシュートを打ったのですか?」「ア~、ウー、適当っす。」新聞のインタビューでは、「どうしてそんなに高くジャンプできるの?」「そんなもん思いっきり飛ぶしかないでしょー。」「睡眠は大事?」「大事っていうか、眠いやろ。」といった具合だ。クラブからは話し方講座を勧められたこともある。こんな素直な受け答えが久保の魅力でもある。
プレースタイルを小2~5年までスポ少サッカー小僧だった私が分析すると。久保のジャンプ力の凄さは有名だが、もうひとつはボディーバランスだ。それは特に上半身が柔らかで、大きく両腕を広げ足の振り抜きと同時にその両腕を利用し反対方向に体幹を捻ることでキック力を増大させている。そしてゴール後のパフォーマンスでよく小さくガッツポーズをしながらウハウハと両腕を後ろに引く動作は、肩甲骨の柔軟性を表している。打点の高いジャンピングヘッド時もしかりである。
ではなぜこのように身体能力の高い久保が腰痛に悩まされているのだろう?私の勝手な分析だが、久保のヒゲで覆われた口元はいつも何か落ち着かない。よく舌で上前歯を触るくせがある。どうも歯が気になるようだ。これは歯並びと顎関節の調整が上手くいっていないと見た。顎が細いので咀嚼力やしゃべりとも関係があるだろう。人体の基本軸は骨盤軸と顎関節とも言われており、どちらかが崩れると脊柱にも影響が出て来る。そこで腰椎の捻れが生じヘルニアを起こしたのではないか?久保の顔アップを見てそう思った。「嫁は体に良いものを食えとやかましく言うが、俺はうまいものを食う。」と久保は言ったそうだが、うまいものをしっかり噛んで食べましょうね。