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[サーファー院長の骨休め]コラム::「メンタルトーク」
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「メンタルトーク」
「先生、今日で50回目ですよ。」と突然切り出された。

その患者さんは2年前から来院されていて今回が50回目だという。2週間に一回会社帰りに来て頂いていて、カラダのバランスを整える治療を中心に行っている。彼は、施術中の私との会話にエネルギーをもらえるという。

 私は、特に初回は治療に集中したいので黙ってやることが多い。元来口下手で無愛想、デカイ体と細い目で威圧感があるかもしれない。初めての患者さんの第一印象は決して良いとは言えないだろう。それを挽回するのは、的確な診立てと治療しかない。真剣にカラダと向き合うには自然と目つきも鋭くなってしまう。絶対に治す、楽になって帰ってもらおうとの一心だ。いくらトークが上手で人当たりが良くても肝心の治療効果がなければ意味がない。

勿論患者さんの訴えは、話をしなければ分からない。しかし、患者さん自身が一番不安に思っていることは言い出せないものだ。「こんなこと言ったら変かな?」「こんなこと言ったらばかにされそう。」と言わないことに隠された真実がある。

顔色、仕草、体型、職種など様々なことから直感と五感と経験とで判断した私の診立てを説明する。それが本当に正しいか更に問診で補い、納得の上で施術が始まる。治療後にもどういう治療を施したか、今後の治療方針なども説明する。そうなると私の真剣さが伝わるのか任せてもらえるようになる。

2回目、3回目と回を重ねて行くうちに症状も落ち着き、緊迫感がなくなり、真剣勝負という雰囲気はなくなって来る。お互いに信頼感が生まれ、世間話や仕事の悩みなども飛び出して来る。こうした会話の中から生活習慣が浮かび上がり、症状の原因が見えて来る。「今までそんなこと誰も言ってくれませんでした。」との言葉は安心感の表れで、それが自然治癒力を高めるのだ。

話を今日の患者さんに戻そう。
「ビッグマッサートークス」と題名の付いたA4のレポート30枚がひもで留められた紙を手渡された。それには今迄の治療中に私との会話が表現豊かに綴られていて、それを何か迷いがあった時などに読み返してメンタルを整えているそうだ。私もそれを読ませて頂き「こんなこと言ったの?」と恥ずかしくもあり、何気ない言葉に人は動かされるのだと発言の重要性を改めて感じた。

そしてこの冊子を贈ってくれたことをとても感謝している。
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