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[サーファー院長の骨休め]コラム::「違和感」
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「違和感」
治療を始める前に必ずすることは、問診や触診など人間の五感というセンサーを駆使して、必要な情報を集めることです。「プロなんだから言わなくても分かるんでしょ。」と思われる人もいるでしょうが、フィーリングというのは、本人にしか分からないこと。私たちマッサージ師は、レントゲンや血液検査など科学的根拠を持ち得ないので、想像力を駆使し、あたかも自分が体験したかのようにイメージができなければなりません。

自覚症状を説明する上でよく使われるのは、「違和感」という表現です。昔、外国人プロ野球選手が「肩に違和感がある。」と言っては、登板を回避し、球団関係者を困らせた「ミスター違和感」と呼ばれた人がいましたが、違和感というその感覚は、実に難解で本人以外には、理解できない、霞に掛けるような、とても都合のよい言葉のように思います。本人にしてみたら、何と表現していいやら分からない、その辺に転がっていた“イワカン”というしっくりくる都合のいい表現方法でもあるのでしょう。これは、まだ痛みの入口付近をさまよっていて、出口から抜け出せそうな浅い症状で、本人はまだその感覚を飲み込んで追求しようとしていない時期です。本当に痛ければ、自分で手を当てて、その痛みを再現させて、箇所や質を突き止めようとするものです。怖くて心底向き合えない、カラダに完全に取り込みたくない、認めたくない段階の表現なのだと思います。「どの辺が痛いですか?」の問いにも「痛くないのよ。ほら何て言うの?違和感なのよね。」その違和感をこれ以上説明する言葉は、持ち合わせていないようです。「もっと表現のボキャブラリーを見せてくれ!」と心で叫んでしまいそうですが、その本人にも分からないフィーリングの質を「ほら、こういうことでしょ。」と本人に代わって指で表現するのが治療師の仕事なのです。
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