ビッグマッサー タハラ
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「ピーキング」 
ロンドンオリンピックは、連日様々な競技で熱戦が繰り広げられ、興奮と感動を与えてくれました。

4度目のオリンピック出場のハンマー投げ室伏広治選手のメダル獲得のインタビューで「ピーキングがうまくいった。」という言葉を耳にしました。ピーキングとはどういうものなのかを調べるうちに、人間室伏広治というものも見えてきました。

その年のその日に照準を合わせ、ハードなトレーニングを積み、心技体最高の状態で、オリンピック決勝当日にピークを持って来る。そこで、スポーツ専門の理学療法士らとタッグを組み、チーム室伏を結成し、動きの中から客観的に診断をして、カラダのバランスや姿勢を考え、長年の間に身に付いた動きの癖を取り除き、変えていくオリジナルの治療やトレーニング法を試していきました。室伏選手は、年齢からくる肉体の変化を衰えではなく、能力が変わったと捉えました。能力が落ちれば、感覚が働く。これまで培った経験から練習と回復を同時に考えながら肉体感覚を研ぎ澄ませていったのです。「ハンマー投げは、重力との闘いでもある。でもハンマーを遠くへ飛ばすには、重力とはりあってはいけない。限界以上のものを出そうとすると力が入ってしまうので、いかに無駄な力を抜くかを突き詰めていく。手の感触、空気、重力、全てを利用する。その全てがうまくいくとハンマーの重さを感じなくなり、ゼロになるのだ。」と言っています。そこには、日本の伝統芸能のような「簡略化の美」を想い起こさせてくれます。これが室伏流究極の美ではないか。かつて記者会見で古代ギリシャ彫刻円盤投の写真を見せ、「僕はこうなりたいんです。これが理想です。これが僕の最終目標です。」と言ったそうです。記録や順位といった欲望から自由になり、自らが描く理想のアスリートに近付く方法を競技を追求することで学んだのです。金メダルや世界記録を超えたところに美学があるのだということを教えてもらいました。
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