ビッグマッサー タハラ
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「タイフーンスウェル」
「台風の波は、ワイドでダンパー。」太平洋の彼方からやって来るうねりは、大磯港の

灯台の壁にぶち当たり爆発する。それは花水まで一直線に繋がるような一斉に崩れる波の

ことをダンパーという。


大磯の場合波の大きさを測る指標となるのが、岩や堤防の存在だ。波は、大きくなるほ

どに沖から崩れだすが、腰くらいの波は、海水浴場右手のカブト岩ラインで崩れる。その

沖の亀の形をしたカメノコ岩で崩れる波のサイズは、頭となる。「今日は、カメノコ沖か

ら折っていた。」というと身長を越えるオーバーヘッドの波だ。それ以上は、ダブル、ト

リプル、クローズアウトとなる。


台風の大波の時は、真正面から沖を目指しても波に戻され辿り着けないので、堤防沿い

に発生する離岸流を利用すると簡単に沖に出れてしまう。(初心者はこの流れに乗って行

くと遭難してしまうので、絶対にまねしてはいけません)そこから90°東に向きを変える

とその流れから脱出でき、カメノコの沖を更に斜めに進む。水は縦横にうごめき大海原に

自分の存在が何とちっぽけなものかと思えてくる。後ろには、遠く高麗山の緑が見え、右

を見ると港の中まで確認できる。普段は見ることのない風景だ。


板にまたがり波の周期に集中し、水平線を見つめていると黒い一筋の波の一団がこちら

に迫って来るのが見える。セットだ。それを喰らわないように沖に向かって漕ぐ。最初の

うねりをやり過ごすと次の波は、無情にも崩れてしまっている。巨大なホワイトウォータ

ーが襲い掛かかってくる。誰も助けてくれない。板を捨てて潜ると辺りは真っ暗な闇の世

界。苦しい。自然と浮き上がる方向に身を任せると顔が出た。泡だらけの真っ白い世界

だ。板はどこだ。早くしがみつきたい。手を伸ばしても届かない。水を飲みこみ咳き込ん

だ。全身の筋肉が酸欠状態だ。波に翻弄されるうち横を見るともうカブト岩が見える。

3発喰らって100mは戻された。しかし同時に安心感も湧いてくる。生を実感するからだ。


こうして自然の驚異を思い知らされると緊張から解き放たれ、平常心が戻って来ると同

時に謙虚な気持ちにもなる。もう一度沖に出ると景色が違って見え、リラックスして波を

見極められるようになる。自分を許し、海から上がると開放感と充実感が入り混じり、体

中にホルモンが充満し、一日ハイな気分で過ごすことができる。
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