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[サーファー院長の骨休め]コラム::「心配性」
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「心配性」
シュートを打つ場面でパス、相手ディフェンスに阻まれた。
どうして思い切りシュートを打たないのかと観客から溜息が漏れた。
選手も人間だ。時には、ミスもする。

あの南米のラテン系選手のようなリスクが高く刺激的で、かつ結果を恐れない楽天的なプレーは、日本人選手のパスを細かく繋ぐ緻密なプレースタイルとは、明らかに違う。
監督が変わっても日本人そのものは急に変わらないだろう。果たしてこの先日本人もあのようなプレーをするようになるのだろうか?

ある脳科学者が日本人の脳について研究したところ、面白いことが分かった。
「日本人は世界で一番心配性の人が多い民族である」。
それは遺伝子で決まっていて、脳の中にあるセロトニンという神経伝達物質が関与している。セロトニンは、安心感の源になっていて、量が多ければ心身が安定するが、それが日本人には少ない。日本人は、何事においても常に先を心配して準備をし、練習し努力することで、安心感を得る。成功することより失敗しなかったことに満足感を得るのだ。

また、失敗を嫌う日本人は、直感的判断にブレーキを掛けやすく、より正確で安全な策を取ろうとする。だから目の前に現れた一瞬の判断を迫られるような場面で最優先に考えるのは、正確性なので、シュートの場面でパスを選んだりしてしまう。それが観客には消極的プレーに映ってしまうのだろう。

では、どうすれば日本人は強くなれるのか?それは、想定外のチャレンジをするのではなく、失敗をしたとしてもそれは、想定内の日常の当たり前の出来事が起きただけと捉えよと提言する。それを克服するためのトレーニングとして、無意識のうちに体が動くようにナビゲーションニューロンを鍛えるのだ。これは、視覚からの情報を三次元の空間情報として認知する神経機能で、パニックに陥りそうな場面でも、脳が勝手に意思決定をさせるように地道な反復訓練で体に植え付けるのだ。これは、日本人の大好きな気合とかではどうにもならない。

日本人の美徳、勤勉で正確。そして協調性が高いという稀な性質を持つ日本人特有の脳は、プレーの習慣化に磨きを掛ければ、世界を驚かせることができるだろう。
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