[サーファー院長の骨休め]コラム

あなたの会社に働かないサボってばかりの社員はいますか。
反対に何事もきっちり器用にこなす社員や残業も率先してやるような頑張る社員もいるでしょう。
毎日サボって仕事効率が悪い社員は、どこにでもいるものです。

こんな部署に新たに大変な仕事を任せようとします。
サボっている社員は、相変わらず仕事をしません。それを横目に毎日仕事に明け暮れ、限界を超えてまできっちり仕事をこなそうとする頑張る社員は、もうダウン寸前です。

このような場合思い出すのが、マッサージです。

マッサージに行くと痛い所を揉み解してくれます。しかし、痛いということは、あの社員のように「もう頑張れません。」と筋肉が悲鳴を上げているということです。
そこを揉むということは、頑張り過ぎてつぶれてしまった社員に「もっと働けよ。」と言っているようなものです。
本来であれば、サボっている社員を教育して仕事をさせなければいけないのです。

カラダには、支える筋肉と動かす筋肉があります。姿勢を支える筋肉は、カラダのより深い部分で、ギュっとあまり伸び縮みせず、陰で地味に働いています。

一方カラダを動かす筋肉は、派手でムキムキと表で働く目立ちたがり屋です。目立ちたがり屋の反面、とても疲れやすく、一旦疲れてしまうと硬くなってしまいます。

そうなると奥で骨を固く縛りつけていた裏方が本来の仕事を奪われ、仕事を放棄し、やる気をなくし、サボることを覚えてしまいます。主役と裏方両方を兼務させられるハメになった表の筋は、やがてスタミナ切れを起こし、SOSを発信します。それが痛みです。

このように誰がサボっているのかを探し出し、教育して元気を出させ、特定の社員ばかりに負担を掛けないようにしてあげるのが、私の仕事です。