Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/2/weblike.jp-bigmasseur/web/paper/class/View.php on line 25

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/2/weblike.jp-bigmasseur/web/paper/class/View.php on line 30

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/2/weblike.jp-bigmasseur/web/paper/class/View.php:25) in /home/users/2/weblike.jp-bigmasseur/web/paper/class/View.php on line 81
[サーファー院長の骨休め]コラム::「水中適応型体型」
ビッグマッサー タハラ
TAGS
PR
others
Search this site.

●営業時間
10:00~21:00
(最終受付 20:00)
日曜日休診
予約優先
急患随時受付

詳しくはビッグマッサータハラのHPで
http://www.bigmasseur.com

normal | list
「水中適応型体型」
いよいよ夏がやって来る。好評の子供ネタで今回もいきたいと思う。
私は職業柄姿勢を診る仕事であるので特に子供の姿勢の悪さは黙っていられないのであるが、そんな猫背の少年少女たちは運動不足解消にスイミングスクールに通うが、体を動かす唯一の時間が水泳だという子にはちょっとものを申さざるを得ない。
陸生動物で人間だけは泳ぐ時クロールのような競技泳法で体軸に沿った泳ぎをする。他の四足獣は犬掻きのような陸上を移動するのと同じ姿勢で水中を泳ぐ。
鍛えぬかれた水泳のオリンピック選手の体型は肩幅の広さ、前後方向に丸みを帯びた胸、ウエストから臀部の引き締まり、すらっとした長い足、そして大きな足が特徴的だ。決してゴツゴツとした筋肉質でなく全体的に滑らかな曲線を感じる。これを略図にすると図―1のようになる。これはイルカやアザラシと同じ涙滴形状で、水の抵抗を少なくし、より大きな推進力を生むために適した形だ。また彼らの手を見ると指の間の筋肉が発達し「水かき」のようなものも見える(実は筆者も長年のサーフィンでのパドリングで水かきがある)。これらはどういうことなのか?彼らは長年のトレーニングで水中での移動に適した体に変化してしまったのか?
そこで驚くべき事実が報告されている。水泳選手は背痛を訴える事が少なくない。泳いでる時は感じないが、プールから上がって背中を後ろに反らせると痛みを訴えたり、出来ない場合もある。レントゲンで背骨を診ると棘突起(脊椎の後ろにある突起)が通常より長く後ろに出ていて後屈するとそれ同士がぶつかって後屈を制限する。これは先天的ではなく水中でのトレーニングの結果このように変化していったのだろう。
人間は直立ニ足歩行を獲得して現在の骨格形状を獲得したのだから「泳いでばかりいると魚になっちゃうよ。」と言いたいのである。
しかし、泳ぐことはとても良いことだ。全身の筋肉を使い、心肺機能も高まり非常に良い。そこで私は「ライフセービング」という今やスポーツにもなっている水難救助活動というものを推奨する。彼らはトレーニングに海を走り、泳ぎ、パドルボートで沖に漕ぎ出す。まさに全身運動だ。プールばかりで泳いでないでたまには海においでよ!
「COME ON!!ビーチキッズ」
この夏大磯の海で彼らと触れ合うイベントがある。要チェックだ!!
www.locopoint.net/oiso


| メールを送る |


<<「水の流れ」 | 「聖人は未病を治す」 >>
ビッグマッサーHPはこちら