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[サーファー院長の骨休め]コラム::「子供たちが危ないⅡ」
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「子供たちが危ないⅡ」
前回、子供に体育座りをさせてはいけない。代わりに「カエル座りをさせよ」と書いたら、幼稚園の先生方から反響があり「カエル座りってどうやるの?」と質問されたので写真を添えた。校庭で子供に「はい、ここに座ってくださ~い。」と言ったならこの姿勢で座らせた方がいい。その時先生も同じ目線まで降りてやり子供たちの頚が後傾しないようにしたい。膝を抱えた体育座りは尾骨を圧迫し腰椎を後彎(後ろに彎曲)させるので良くない。
ヒトのカラダは二足立ちでき二足歩行し易いように進化してきたが、構造は四足獣のものだ。四足獣には腰椎の前彎はないが、直立するヒトにはそれがある。獣時代の骨盤と尾骨の形状はそのままに脊椎を直立させるにはその角度を一度ニュートラルに戻す必要がある。そこでカーブは前彎を描くことになる。その骨盤に股関節がはまり込んでいて今度は歩行するのにうまく回転したい。それには骨盤は絶妙な角度で前傾することになる。それにより縦方向の衝撃を分散するショックアブソーバーの役目をすることになる。これは6~14歳までの義務教育期間に安定的な直立歩行を獲得し前彎、後彎の配列を完成させヒトとなるのだが、この期間に体育座りをするとせっかくのその形成過程にストップをかけ、逆におじいさんのような腰の曲がったヒトをつくることにつながるのだ。
これをヒトの成長過程に置きかえるとよく分かる。胎児期C型の後彎のみだった脊椎が、乳幼児期で寝返りなどで首の筋肉が強まり、お座りが出来て頭部をささえることが出来るようになり頚椎は前彎する。背筋や脚力がつき立位を保つことが出来るようになり腰椎の前彎が出来あがる。それから長い年月がたち悲しくも老化現象で姿勢を支える筋力がなくなってくると腰が曲がってきて手を地につけようとする膝間づく状態つまりハイハイの状態に戻るのは四足歩行に帰ろうとする証しなのだ。
このように立位を支え歩行することこそがヒト(人間)として生きて行くのに最も重要な使命であることがお分かり頂けたかと思う。将来のある子供たちに体育座りを辞めさせ外を飛び回らせよう。
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