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「バイオハザード」
「地球最後の男に希望はあるのか?」という魅力的な予告に誘惑され、正月映画「アイアムレジェンド」を観て来た。映画館で映画を観るのは、ラストサムライ以来だから久し振りだ。
物語は、2012年、はしかウィルスを媒介し癌を100%治癒させる治療法が開発され、瞬く間に全世界に広がった。しかし、この治療法は失敗に終わり、今度はその副作用から生まれるウィルス感染により全人類が死滅。奇跡的に生き残った地球上にたった一人の男の奔走を描いたSFドラマだ。人類が滅亡し3年。元アメリカ軍中尉ウィルス学者のロバート・ネヴィル(ウィル・スミス)は、自宅の地下室で抗薬の開発に取り組んでいる。日中は愛犬サムと誰もいないニューヨークの街を駆け回るシカを狩る。畑を耕し野菜を収穫する。無人のショッピングセンターで食糧を調達し、レンタルショップでマネキンに話しかける。無線機で自分以外の生存者を呼び掛けるが応答なし。そんな絶望的孤独と闘いながらも使命感に燃え、ウィルス研究に打ち込み、他の生存者を信じ、人類再生という目的のために生きる男の精神論的メッセージを期待して私は、この映画を選んだのだが…。こんな怖い!映画だとは思わなかった。実は、生存していた生き物はいた。殺人ウィルスに感染した暗がりでしか生きられない狂暴なダークシーカーズ(ゾンビ)が生き血を求めてネヴィルやサムに襲いかかるのだ。それが超怖い。ビビリ性の私は何度席を立とうとしたことか。しかし、最後まで見届けないと、余計夜が怖くなるので我慢して見続けた。
この映画の本題は、ゾンビではなく「バイオハザード」に対する恐怖という所にある。バイオハザードとは、生物災害と解釈され、遺伝子組換えによって未知の病原体が出現し、感染や発癌などの新しい公害が発生することをいう。これは映画の中だけの話しではなく、これまでに実際人類が微生物によって大きな被害を受けたペスト、梅毒、コレラ、そして20世紀のインフルエンザの大流行など枚挙に暇がない。人間にとって一番辛いのは、飢え。そして他の動物に襲われること。そして病原体に蝕まれることだ。これらから逃れるために人類は知恵を絞り、生き延びてきた。しかし、いつの頃からか生き延びようとする欲が死への恐怖に勝り、バイオ研究が発達した。この映画のような近未来が全く嘘ではなくなろうとしている。昨今叫ばれている温暖化現象による環境災害しかり、人類の欲望はとどまる事を知らない。この映画を観て、人を指一本で治療する医療の末端で働く一人として、とても重いメッセージを受け取ってしまった気がした。
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