[サーファー院長の骨休め]コラム

「癒し」、「癒し」と巷ではこの文字が飛び交っている。いやしやイヤシとは見掛けない。書けないけど、なぜか読めるこの漢字「癒し」。時間に追われ、仕事をこなす大人たち、今や子どもたちの間でもストレスは日常に溢れている。人間は癒されたい願望を常に抱いている。聞いただけでなぜかくつろぐ魅惑的な癒し系スポーツマッサージをやってみよう！


１・セルフストレッチ：体をほぐし、ストレスで緊張した心と体を呼吸法と共に力を抜いてみよう。仰向けになって膝を立て、組んだ両手をおへその上に置いて腹式呼吸をやってみよう。鼻から吸いこんだ新鮮な空気をたっぷり体に取り入れて、血液中の酸素濃度を高めよう。次に立てた両膝を左右に倒し体幹を捻ってストレッチ。普段伸ばされていない脇腹の筋肉が伸びて気持ちいい。痩せるかもしれない。

２・体を診立てる：上級のマッサージ師程診立てを重視する。難しくはない、自然に診ればいいのだ。パートナーの全体像から各パーツへ視線を流していく。顔付き、耳の位置肩やお尻の線、踵の向きなどを後ろ、前、側面から観察しよう。皮膚を直接見ることも重要だ。これで内部からの信号を読み取ることができる。

３・実践マッサージ：さあ、いよいよ相手の体に手を触れてみよう。相手の痛い所や違和感のあるところは、後回し。健康な所から手を付けよう。最初は優しいタッチで手のひらを使って圧してみる。相手に手の温度を伝えるのだ。相手にはリラックスさせ、押すと共に息を吐いてもらう。大事なことはその人の気持ちになってやること。今押しているのは、あなた自身の体だと思って。

４・パートナーにストレッチ：最後に相手にストレッチをしてあげよう。特に症状がある筋肉に対してやるのがいい。呼吸を合わせてゆっくりやろう。体がポカポカして、エネルギーが満ちてくる。体の奥の細胞が喜んでいるのが分かるはずだ。